新潟県阿賀町

2014/7/24【中ノ沢鉱山】一人で探索。昨日の雨で増水していて、歩きにくい。金山誌の資料のように坑はあると思われる。ビスマス抗などの露店掘り跡は岩壁になっていて崩壊も激しい。しかし、植生を回復する力も強く木も茂っている。沢山の坑口を確認したが、良標本に出合えるかはもう一度探索しなければ分からない。

 

2014/5/5【三川鉱山】従来,下のズリ、上のズリと呼ばれている場所は宝脈のものであると考え、鉱脈の上部や露店掘り跡を探索することにした。上ズリの左上にある坑にも入ってみた。20m程で直交する坑道落盤部になる。鉱脈は正断層に入りこんだ熱水によって形成された。採掘を終えた後に鉱脈上部が落盤したようだ。落盤した土砂の間から浸みだしてくる水によって泥の表面が緑色になっていた。あと50年くらいすると孔雀石の塊になるのだろうか。その後、ピークの裏側を歩いた。岩壁が1kmくらい続き、多くの坑跡、狸堀跡を確認した。草やコケが岩を覆っている。残雪もあり、その下に何かあったかもしれない。鉱石や石英脈は少ない。ある地点は少し石英脈が太く水晶のサイズも大きめ、黄鉄鉱を含む転石あり。次回の探索はこの周辺がよさそうだ。

2015/5 【 綱木のアメシスト探索】も続いている。奈良県の水晶堀「森杉氏」が参戦との噂があり気が気でない(?)川のそばであればまだ雪渓の下かもしれない。花崗岩地帯のペグマタイトで方解石や滑石様の鉱物を確認した。同時にコルンブ石みたいなものも見た。これが何を意味するのか?アメシスト以外の展開もあり得るかも。

2016/10 【綱木の探索終了】頼りにしていた新潟の友人が逝ってしまったため探索は終了とした。本気で探索する人がいるなら、私と同じ無駄をしないようにある程度の情報を開示できる。

知玄社